さて本日は、「エアコンマスターPRO」と「スマートダイアグ」の実演会の模様をお伝え致します。

何故冬にエアコン!?とお思いの方も多いかと存じますが、冬季はエアコン(A/C)のコンプレッサーを回さずにヒーターだけを使っている車両も多く、オイル潤滑不良にてガス漏れを起こしている車輌も存在しています。

説明書に「月に2~3回はエアコン(コンプレッサー)を動かして下さい」と明記されているのは、上記の理由によりオイルを回し潤滑させるのが目的です。

夏季はエアコンを使用しているので、その異変に気付き易いのですが、冬季は知らぬ内に進行し、
いざ本格的なエアコンシーズンを迎えて異変に気付く訳です。

「ガスは漏れたら足せば良いじゃない!」

大まかな補充でも機能したR12と比較すると、現行車に採用される冷媒HFC-134Aは、適正量の範囲が狭く、点検窓(サイトグラス)を見ながらの補充は適していると言えず、車輌によっては装備されていない理由がここにあります。

HFC-134aは、以前のR12ガスと比べて高圧側圧力が高く、漏れ易いのに加えて過充填により負荷が増大、コンプレッサーの回転が重くなる原因となり、結果、システム故障の原因や燃費に悪影響を及ぼします。

正常にコンプレッサーが動いている場合でも燃費への影響は大きく、動いていない時と比べて、10~15% 最大50%も悪化するデータもありますが、そこに、不具合を抱えたコンプッレサーの負荷が加われば、燃費悪化に拍車がかかる訳です。

また、HFC-134Aの特性として吸湿性があり、水分混入のリスクが高いので真空引きする事で含まれる水分除去と同時にガス量を最適量化する事で本来の性能を発揮し、燃費改善につながります。

しかし、こんな寒い日にエアコンのイベントに御来店頂けるのだろうか・・
と、一抹の不安があったのは事実ですが、常連のお客様からも「今日はいそがしそうだね~!」と、
言われてしまうほど慌しい日となり、感謝することしきりです。

今回試して頂いた方々の車輌は優秀な車輌が多く、本店 上田の様に、オイルが異常に抜けて「ビックリ!」等のサプライズはありませんでした。

私たちがメーカー様をお呼びして実演会を行なうのは、購入後の「がっかり・・」を、無くしたい思いから。

高額な診断機を導入してみたが、やはり「一長一短がある」「思っていた様にはいかない」と、失望されるケースは、お客様より良く聞く言葉の一つです。

でしたら、圧倒的に低コストのスマートダイアグをお試し頂いてはいかがでしょうか?
価格に反して、幅広いメーカーに対応しており、使い勝手も非常にシンプルで使い易い。

新しい車種に対する更新スピードの速さ!アップデート費用が低価格!操作が簡単!
入門機としては十分!と、実際購入頂いたお客様からの評価も上々です。

サービスインジケーターや警告灯のリセットをする為、別の工場まで移動する手間と時間が省けるだけでも、「早く使えば良かった・・」と、仰るお客様が多いのも事実です。

寒空の中、店頭デモにお立会い頂いた邨井様、今日は本当にありがとうございました。

何かご不明な点が御座いましたら、お気軽にスタッフまでお問合せ下さい。