さて、話は変わり今回ご紹介する工具は、新商品である、PB ローレット入り六角棒レンチセット(3212LH-10)です!
PB SWISSTOOLSのL型ヘキサゴンレンチセットは、精度、耐久性、適度な“しなり”があり、非常に人気の高いツールで、特に自転車業界の方に絶大な人気を誇っています
セット内容は1.5、2、2.5、3、4、5、6、8、10mmの使用頻度の高い9本セットとなり、通常モデルと同じ組み合わせになります♪
表面はニッケルクロームメッキ加工が施されており、耐錆性と長寿命を可能にしています!

このモデルの最大の特徴は、今までのモデルだと六角形状になっていたのですが、こちらのモデルは、丸軸となっている為、剛性感を高めています♪

グリップ径はサイズの1~2mm程大きくなっています!

先端の寸法精度は1/100mmと非常に高精度な仕上げで、前述の通りニッケルクロームメッキを施す事で、耐錆性と長寿命を実現しています

また、丸軸にはなっていますが、ハンドル部にローレット加工が施されており、滑り止め効果が高く、オイル作業が多いところでも非常に使い易く、通常の六角軸のモデル以上に力も掛けやすくなっています

丸軸になって強度が増しているという事で、どこまで強度が増したか実験してみました♪
まず、PBの今までのモデルである六角軸タイプを5Nmのトルクがかかっているボルトを外してみました!
通常モデルだと、写真左の様に結構しなっているのがわかります
そして、最後に一気にトルクが抜けてボルトが緩まります!

次に新商品の丸軸タイプを同じように5Nmのトルクがかかっているボルトを回してみると、こちらは多少のしなり(写真左)が起きていますが、しなりが発生してからトルクが抜けるまでの間が約半分のしなりで非常に少なく、よりカッチリ感が強く感じられました!

先端制度も通常モデルと変わらず1/100mmと非常に高精度に作られていますので、強度も増して精度も変わらず高精度なので、オートバイ等で使用しても便利だと思います!

試しに、喰いつきに定評のあるWERAの六角レンチをテストしてみましたが、こちらは更に硬い造りの様でほとんどしならず、トルクが抜けました!

このことから、今までのPBの六角レンチは、そのしなり具合から締め付ける作業が多いところで大活躍し、逆にWERAの六角レンチの場合は、ボルトに対しての喰いつきとその高強度によって、ボルトを取り外す場面で活躍しているのですが、今回のモデルはその中間といった感じで、オールマイティに使用できます!

また、ボールエンド部ですが、こちらは通常モデルと同じで真円に近い形状で、最大30°まで傾けて(写真左が通常モデル、写真右が丸軸モデル)ネジを回す事が可能です!

また、PBのボールポイントは強度を保つ為に、切削加工によるものでは無く、油圧機械で高圧を掛けて加工処理されているのも特徴です!

ただし、ボールポイント部での本締めは出来ないのでご注意ください!

自転車、オートバイ、自動車等、様々な場面で使う六角レンチも用途によって、しなりが欲しい場合や剛性感が欲しい場合があるかと思いますので、是非参考にして頂ければと思います♪

また、今回ご紹介したもの以外にも六角レンチを在庫していますので、是非ご覧になってください!

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。