こんにちは!!
上田です。

早速ですが、ネジ&ボルトがなめた!折れた!という際にどの様に対処されていますか?

なめた&折れたネジに使用する工具も多種多様で、専用のエキストラクターやプライヤーが各メーカーからラインナップされていますので、破損状況や箇所等によって選択する方法は変わると思いますが、エアー&電動ツールの使用が可能なレスキューアイテムをご紹介させて頂きます!!
そのアイテムというのがこちらの
「ANEX(アネックス)なめたネジはずしビット(ANH2-3)」です!

このツールは、全長65mm前後の「両頭ビット」タイプとなっており、片側がドリル、もう片側はテーパー状エキストラクター(逆タップ)となっており、エアー&電動ドリル、ドライバー等に接続し使用します。
(正逆の回転方向を切り替えられるタイプが必要となります。)

セットに含まれる内容は、
・M2.5~M3ネジ用ビット(赤)
・M4~M5ネジ用ビット(黄)
・M6~M8ネジ用ビット(緑)
・1.5mm六角L型レンチ
・板スパナ
・スペアドリル1.5、2mm
・ステンレス加工用オイル
※M6~M8の逆タップ部分は、本体と一体型となる為に交換不可となっています。

また、サイズ別にビットのセンターシャフト部分が色分けされている為、暗い箇所で作業を行なう際にも目立つので無くす心配もありません。

使用方法はとてもシンプルです!
まず、ビット先端に設けられているドリル&エキストラクターがしっかりと固定されているか、確認してください。

次にエアーあるいは電動ドリル・ドライバーに装着して、ドリル部分で3~5mm程度の下穴を斜めにならない様にゆっくりとあけていきます。
この際に無理な力などを加えたり、急いで作業を行なうと、ドリルが比較的細い為に折れてしまう恐れがありますので、慌てずに作業を行って下さい。
尚、ステンレスボルトの下穴作業を行なう場合は、刃先が痛み易いので付属の「ステンレス加工オイル」を使いながら作業を行って下さい。
そして、開いた下穴に電動ドライバーを使用してエキストラクター部分を徐々に入れ込んで行くのですが、この際に下方向に垂直に力を掛け、回転方向を「反時計回り」に設定し、低回転で先端の喰いつきを確認しながら回します。
また、錆などで「 固着」しているネジは、予め浸透性の高い潤滑油を注油し、ショックドライバーや貫通ドライバーなどで衝撃を与えておくと、内部に潤滑油が浸透しやすくなります。
又、熱処理がされているネジ(HRC40以上)では、対応出来ない場合がありますので、事前に確認しておかれると良いと思います。
加工作業を行なう際には、切削片が飛んでくる事も多々ありますので、セーフティゴーグルを装着する事を推奨します。

実使用されたユーザー様からの評価も高い、ANEX なめたネジはずしビットですが、現在は後継モデルに品番が変わっています。
その為、今回1周年記念セールでは、訳アリ廃番大特価!!にてご紹介させて頂いております!
通常では手に入らない価格となっておりますので、この機会に工具箱のアイテムに追加されては如何でしょうか!