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WERAのHEX-PLUS機構とは?

HEX-PLUSは面接触、多少なめたネジにも喰い付く!

六角形の穴のあいたボルトで使用するヘキサンゴンレンチ。 ヘックスレンチ、六角レンチなどとも呼ばれますが、ここではヘキサゴンレンチで紹介させていただきます。

ドイツ WERA(ヴェラ)社の誇るHEX-PLUS(ヘックスプラス)ヘキサゴンレンチ。 グリップ部分はレインボーカラーとなっており、サイズ毎に色が異なります。

そのため、一目でサイズが分かり易く、作業効率UPに繋がります。 最初は色を覚えられませんが、使っているうちに覚えてしまい、必要なサイズをパッと取り出せるようになるのです。

他メーカーからも発売されているヘキサゴンレンチですが、WERAのヘキサゴンレンチの最大の特徴は、 先端の六角部分にHEX-PLUSと呼ばれる面接触機構を採用している点です。

現在面接触機構はソケットやメガネレンチなど殆どのメーカーで採用される様になり、 そのトルク伝達率の高さとなめにくさを実証しています。

ですが、ヘキサゴンレンチにおいて面接触を採用しているのは、 優れた加工技術を持つ一部のメーカーのみとなり、殆どのメーカーは一般的な線接触を採用しています。

面接触による喰い付きの強さは圧倒的で、多少なめて変形してしまった六角穴でさえガッチリと喰い付き、まわす事が可能です。

上記は「HEX-PLUS(ヘックスプラス)」を説明した図となります。 左は通常の線接触タイプで、角に集中的な力が加わりやすいのでなめやすくなってしまっています。 右隣の図がHEX-PLUSです。

HEXの窪みを利用して面で接触している為、力が分散してなめにくく、従来のヘキサゴンレンチよりも30%強もの高いトルク伝達を可能としています。同時に、ネジやレンチ自体の磨耗を軽減できるため、長く愛用していくことができるのです。

ボールポイント

もう一方の端は球状(ボールポイント)になっている為、25°まで傾けて回す事が可能です。 狭い場所での作業性や、早回しに優れています。

ただし、くびれている部分の強度が弱い為、本締めには使用出来ませんのでご注意下さい。

2種類のグリップ形状

WERAのヘキサゴンレンチは、軸形状(ハンドル部)によって2種類に分けられます。 左側の六角軸のモデルがスタンダードモデルとなり、右がラバーグリップ付モデルとなり、ワンランク上のハイクオリティモデルとなります。

右側のラバーグリップが付いたモデルは、それぞれの六角サイズよりも太めの丸軸から両端を削り出しているため、強い力を加えてもしならないので、手の力と回転がダイレクトに伝わるハイクオリティモデルです。

ラバーグリップですので、滑りにくく、力がかけやすいのも特徴です。 特に、レンチの耐久性、先端の精度は共にスタンダードモデルより優れており、使用頻度の高いプロのメカニックさんにも自信を持ってオススメします。

又、WERAのヘキサゴンレンチは全体的に硬い素材で造られている為、しなりが少ないのも特徴です。

どちらのモデルも先端にはHEX-PLUSを採用されているので、喰い付きの強さはどちらのモデルでも変わりませんが、特に小さいサイズでトルクを掛けた際の剛性感はかなり差が感じられます。

他社のヘックスレンチだとPBの物が有名ですが、剛性感がWERAとPBではかなり違います。

単純比較をすれば、WERAが硬く剛性感が強いです。 一方のPBは、WERAに比べて剛性感は弱いですが、悪い意味での弱さではなく弾力のある感じになります。

この辺の使い心地は好みによりけりなので、一概にどちら良いとは言えないのですが、 ダイレクト感のある作業を好む人はWERA、適度なしなりが欲しい人はPBになる思います。

もし店頭でL字HEXレンチの選択に迷われた際には、お気軽にスタッフまでお声掛けください! WERA、PB以外のメーカーも含め、お話させていただきます。