困った時の救世主!メネジのリペアツール「リコイル」のご紹介です
桑山
2019/02/13 18:00
タイトル 困った時の救世主!メネジのリペアツール「リコイル」のご紹介です。 本日は、雌ネジを壊してしまった際「できればお世話になりたくない・・・」TOOLになるかと思われる、アイテムの一つですが、困った際には、非常に頼りになる 「リコイルSET」をご紹介致します。 タップ&ダイスやノガに代表されるスレッドリペアツールでの補修が困難な際、このリコイル処理する事で、ボルトサイズを変更せずに締結が行えます。 また、非鉄金属系母材の雌ネジに対しては、304系ステンレスで製造されたインサートと呼ばれるスプリング状の雌ネジを事前に挿入する事で 格段に雌ネジの強度・耐久力を向上させる事も可能です。 現に、鉄道車両や航空機などに使用されており、今や無くてはならない存在です。 このリコイルを使うにあたり、難しそうなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、多少DIYの知識を持っている方なば、 プロの方では無くともスムーズに修復が可能です。 このKITには、必要な物が全て同封されており、その他電動ドリル等があれば作業が進められます。 以前のKITは、ドリル刃は別に用意する設定でしたが、このドリル刃が曲者でして、微妙なサイズ (8.3㎜・21/64インチなど)指定になっている為、出先などで入手が難しいのです。 この点を考慮し、このKITにはドリル刃が付属しています。 インサートと呼ばれるスプリング状の雌ネジを挿入する為に壊れた雌ネジをドリルで拡張します。 穴明けの次は、インサートを入れる為の一回り大きい雌ネジを作ります。 付属するタップを回す際、別にタップハンドルを用意する必要性があったのですが、ここでも一工夫が加えられています。 インサート挿入工具の横に四角いメス穴が設けられており、その穴を利用しタップを回すのです。 タッピングが済んだ後、インサートを挿入致します。 インサートを好みの深さまで入れたら、タングと呼ばれる爪を折り取ります。 インサートには、最初から折り取り用の切り込みが入れてあり、挿入後、上から折り取り工具を叩き入れる事により、折る事が可能です。 そこで、問題となっていたのが、折れた後のタングの処理があり雌ネジの底に落ちた物を何らかの 方法で除去していましたが、新しいKITには先端に磁石が付いており、折れた後のタングを 落とさない工夫がしてあります。 車載した状態で作業した場合の不安要素が減りますね。 インサートは、相手母材のタップ孔よりひと回り大きく造られていますので、軽く絞り込まれながら装着されます。 装着後はバネ作用がはたらき半永久的に抜けません。 抜けてしまう場合は、振動が大き過ぎるか、タッピングした際の雌ネジ寸法が、大き過ぎる場合などが考えらるので、ドリル寸法やタッピングは慎重に行って下さい。 個人的に何度お世話になっているか分からないほど、切っては切れない存在のアイテムですが、 一般的に規格として存在する物はほぼ設定がありますので、雌ネジの修復に困った際は、是非スタッフまで、ご相談下さい。