ベース部のみならずヘッド部も360°回転可能なマルチバイス!
上田
2019/07/08 18:00
こんにちは!! 上田です。 本日はこちらのアイテムをご紹介させて頂きます! 国内某大手万力メーカーにもOEM供給を行なっているメーカーが製造している「5inch マルチアングルバイス」です! ヘッド部分が360°回転するだけでなくベース部分も360°位置調整が可能な、マルチアグルバイスです。 現在、国内で様々なメーカーからバイスが出ていますが、モノを挟むという性質上、やはり耐久性が重視されます。 市場ではCHINA製のモデルが多く出回っていますが、その耐久性には疑問の声を多く聞きます。 とはいえ、見ただけでは中々判別が付かない為、特にプロユースなどハードに使われる現場では信頼をおけるブランドメーカー品をチョイスされる傾向に有る様に思われます。 このマルチアングルバイスは台湾製で、製造元は国内某大手万力メーカーにもOEM供給を行なっており、強度、耐久性、作業性の面からみても、信頼性の高いモデルです。 【スペック】 ・ジョー幅:125mm(5inch) ・最大開口:100mm ・アンビル部大きさ:約87x70mm ・重量:23.6kg ・全長:420mm ・最大幅(回転ベース部):約245mm ・全高:270mm ・ハンドル長:230mm ・ヘッドロック角:0°~360°まで30°毎 ・製造国:Taiwan 125mm(5inch)のジョーはビス止めされているので、長期間の使用で磨耗した際にも交換が可能です。 又、このジョーの反対側には丸物(パイプなど)用のジョーも設けられています。 いずれのジョーにも焼き入れ処理が施されている為、強度と耐久性を併せ持ちます。 アングルヘッド後方には、こちらも十分な強度を持つアンビルが用意されているので、ハンマリング作業などに重宝します。 バイスをワークベンチ等に固定する上で、非常に重要となるのがこちらのベース部分です。 マルチアングルバイスはその名の通り、ヘッド部分が360°回転するだけでなくベース部分も360°位置調整が可能です。 また、汎用モデルでありがちなのですが、ベース部分の締め付けが弱いとヘッド部に力を加えた際に動いてしまう事が有りますが、このバイスはベース部にギアを設ける事で確実なロックを可能としています。 そして、従来のモデルには無かった機能が設けられています。 従来モデルはジョー部を締め付ける事でヘッド部を固定していましたが、このモデル、後部に別途ロック機構を設ける事により、柔らかい素材をクランプした場合でもヘッド部が回転する事が有りません。しかもセット方法は簡単で、アングルバイス本体後方に有るノブを引っ張りながらヘッドを回転させ、任意の位置で元に戻すだけです。 ヘッド部は30°毎にロックさせる事が可能となっています。 無論、ロック機構が働かない角度でも、ジョー部を締め付ける事で固定させる事が可能です。 バイスは用途上、ジョー部にとても大きな負荷が発生しますので、構造によっては長期に渡り使用した際に差が出やすい箇所でもあります。 上の写真はジョー部のガタの比較ですが、左がマルチアングルバイス、右がCHINA製のバイスです。 写真のCHINA製のバイスは新品では無いのですが、ジョー部の左右のガタだけでもこれだけの差が出ています。 もしこれが新品の状態で出ているようならば、咥えたモノをしっかりとホールド出来ないだけでは無く、かなり早い段階で内部が破損する可能性が大です。 次にジョー部ですが、マルチアングルバイスがプラスボルトで留まっているのに対し、CHINA製のバイスはマイナスボルトで留まっています。 当然初期の段階での締め付けトルクにも差が出ます。ましてバイスの様に大きな力を加える工具となれば、この部分の締め付けトルクは重要になります。 実際CHINA製のバイスのジョー部は、ボルトが緩み結果ジョー部が微妙に動いてしまうことから度々締め付けを行っている為、バイス側のネジ山も磨耗してきています。 また、ジョー部の滑り止め加工も非常に大事なポイントとなります。 写真を見て頂ければその差は歴然ですが、マルチアングルバイスは非常に細かい凹凸となっているのに対し、CHINA製はひし形状の溝が切ってあるだけで、基本的には平らになっています。 この様な違いが対象物を挟んだ際の安定感に大きな差が出てきます。 機能面のみならず、堅牢な構造も併せ持つマルチアングルバイスは、プロユース&ガレージツールとしてオススメ出来るアイテムです!